2019年7月8日月曜日

総会で100周年へ結束誓う

100人がなごやかに懇談

 福島信陵会の令和元年度総会は7月4日(木曜日)、福島市のウエディングエルテイで約100人が出席して開かれました。この日は九州地方で大雨、福島市も雨模様でしたが、夕方から雨もあがり、開会時間前から続々と同窓生が集まりました。受付担当の会員は次々と来場する会員の応対に大忙しでした。

総会は午後6時に開会、村田文雄会長が議長で議事を進め、平成30年度活動報告と決算、令和元年度事業計画と予算を原案通り承認しました。

続いて懇親会に移り、手塚健一氏(大39)の司会で進行。はじめに村田会長が「先ほど事業計画・予算が承認された。しっかり進めていきたい。総会や各種事業への参加者増加と会費の収納アップが課題。本日の総会には職域や団体のご協力をいただいた。感謝申し上げます。3年後には母校の創立100周年を迎える。地元の福島信陵会が率先して組織の拡充と財政の健全化を進めていく。皆さんには、ひと声運動をお願いしたい。大学とも一体となって活動を進めていきたい」とあいさつし、3年後の母校創立100周年事業への協力を呼びかけました。

続いて来賓の中井勝己学長が「今年、福島大学は創立70周年を迎えた。さまざまな記念事業に取り組んでいる。記念誌では東日本大震災・原発事故以降の大学の取り組みを紹介した。10月16日に記念式典と食農学類の開設式典を開く。また、校友会(ファミリー会)設立の準備を進めている」と述べ、大学の現状と展望を紹介しながら祝辞を述べました。

信陵同窓会の佐藤慶吾会長は「母校は4月に食農学類が創設となり、5学類体制の充実した総合大学となった。今年は大学創立70周年、金谷川移転40年の節目の年。同窓会は100周年へ準備委員会を発足させた。今後、母校、基幹支部、事務局一体となって、次の世代にメッセージを伝える100周年事業を進めていく」と、3年後の事業に取り組む決意を述べました。

乾杯の挨拶に立った貴田岡信学類長は「4月に学類長に就任した。グローバル教育の充実に努めたい。各国に交換留学生を送り出す。先日、日商簿記検定一級で全国最高点で合格した学生が出た。この秋には現役で公認会計士試験合格者が出るかもしれない。100周年の節目は学類としても関与して次の一歩を踏み出す契機にしたい」と述べ、高らかに乾杯の発声。

懇親会では、先輩、後輩がなごやかに懇談、この日招待した現役学生の佐藤友香さん(稲村ゼミ)、佐藤里菜さん(同)、瀧澤香花さん(奥本ゼミ)、和智恭佑さん(藤原一哉ゼミ)が壇上でそれぞれ卒業後の進路や抱負を語り、先輩たちの温かいエールを受けました。

恒例の学生歌「今日の世紀に」合唱は谷口幸子さん(大15)のリードで高らかに歌い上げました。締めくくりは加藤信福島信陵会副会長(大21)が創立100周年へ向けて結束を呼びかけながら力強く三本締めで会を閉じました。
 

食品ロスの削減を呼びかけ

 この日の総会で福島信陵会では懇親会の始めと終わりの各15分は着席してエルティのおいしい料理を味わうよう協力を呼びかけました。社会的問題となっている食品ロスを削減する取り組みを実践しました。

 
あいさつする村田文雄福島信陵会会長

祝辞を述べる来賓の中井勝己学長

祝辞を述べる佐藤慶吾信陵同窓会会長

貴田岡信学類長

自己紹介する現役学生の皆さん

高らかに学生歌「今日の世紀に」を歌う