福島信陵会(永倉禮司会長)の平成25年度総会が7月11日午後6時から福島市のウエデイング・エルティで開かれ、104人が出席しました。総会では24年度事業報告、決算報告を承認しました。事業では昨年11月3日に開催した福島大学経済経営学類創立90周年記念大会の取り組みについて、式典、講演会、祝賀会の大会行事に加えて同期会、ゼミ会を合わせて1000人を超す同窓生が集まったことが報告され、あらためて地元である福島信陵会が進めた入念な開催準備がクローズアップされました。
組織強化・充実を図る 事業計画を決定
今年度は①組織強化・充実を図り、同窓の輪の拡大と絆を深めよう。100周年に向けて若手卒回の組織作り、女性部会の立ち上げを推進。会報やホームページに会員の寄稿を推進、広報活動の充実を図る②総会、新年会、親睦行事などに卒回幹事、職域幹事の参加により同窓の輪を拡大③大学、地域への積極的な支援を推進―の事業計画を決めました。
役員選任で、常任幹事は、母校の90周年事業に大きな役割を果たされた浅野文平氏、古宮宏一氏(ともに大4回)らが退任されたほか、8人が新任されました。
なごやかに懇親 高らかに学生歌
総会に続いて懇親会が開かれ、永倉会長が「福島県の復興は課題があるが、一丸で復興に取り組んでいる母校を地元の基幹支部として支援していきたい」とあいさつ。続いて来賓の入戸野修学長、真田哲也経済経営学類長、平子健信陵同窓会長があいさつされました。入戸野学長は入学志願者が4272人と過去5年間で最高となったことやうつくしまふくしま未来支援センターが8月21日に竣工式を迎えることなど母校の現状を紹介しました。
真田学類長はビッグコミックスピリッツに連載されている「美味(おい)しんぼ」に「福島の真実」「放射能が奪った、自然の恵み。」として福島の農家が取り組んでいる米づくりや久慈川のアユ漁の現状がとりあげられていることや、8月2日に開催する地域産業再生のための公開授業・相談会を紹介し、原発事故後の福島復興への取り組みを説明しました。飯島充男副学長の発声で乾杯、祝宴に移りました。
各テーブルでは卒回、年齢の差を越えてなごやかに談笑の輪が広がりました。締めくくりは学生歌「今日の世紀に」を高らかに歌い上げ、若手会員の音頭で万歳三唱し、会を閉じました。7月12日記 広報・菅野建二(大21)
小山紀男副会長(大16)による開会の挨拶
永倉禮司会長(大15)挨拶
入戸野修学長の手品を駆使したご挨拶
真田哲也学類長のご挨拶
平子健信陵同窓会会長のご挨拶
飯島充男理事・副学長より乾杯のご発声
平子会長と最高齢でご出席の二瓶政雄氏(経23)
学生歌斉唱 指揮は尾形克彦氏(大22)
躍動感あふれる万歳三唱は
若手代表 左:斎藤秀人氏と右:武田英男氏(ともに大51)