福島信陵会の平成29年新年会は2月1日、福島市のウェディングエルテイで開かれた。約120人が出席、来賓に中井勝己福島大学学長、阿部高樹経済経営学類長、永倉禮司信陵同窓会長を招いた。冒頭あいさつに立った佐藤慶吾会長は「多くの同窓生に出席していただき、母校創立95周年の年に良いスタートを切った。母校は2019年に食農学類(仮称)が誕生する。大学改革のなかで、経済経営学類がさらに発展し存在感を増していくことを期待したい。95周年記念事業は福島信陵会が実行部隊となる。会員のご協力をお願いする」とあいさつ。続いて95周年記念事業の取り組み状況について説明した。経済経営学類創立95周年記念事業は10月28日、ウェディングエルティで式典を開催する。佐藤会長は、95周年記念事業を来る100周年記念事業成功へのプロローグ(序章)と位置付け、参加増強のため卒回、同期会、ゼミ会などの取り組みの重要性を強調、同窓生の支援を要請した。
来賓の中井学長は福島大学が地域貢献の分野で国立大学の中で高く評価されていることを紹介し、「今後設置される食農学類においても来年3月の申請へ向けて今年は科目選定、教員採用など正念場となる。同窓生の支援をお願いします」とあいさつした。続いて登壇した永倉信陵同窓会会長は「95周年記念事業での福島信陵会の皆さんの支援に感謝します」と述べ、95周年記念事業は①東日本大震災・原発事故被災以降、お世話になった全国の会員に感謝、復興・再生の現状をみてもらう②森合世代の開催要望に応え、次世代の主役・金谷川世代の組織強化を図って100周年を迎える③食農学類(仮称)開設に向けての全学再編において経済経営学類が地盤沈下することなく、さらに発展するよう支援する-という意義を説明した。
乾杯の音頭をとった阿部学類長は「信陵同窓会の各支部を訪れる機会が増えたが、昨年の入試の志願者は1・9倍で他の旧高商の大学と比べて少なかったので叱咤激励を受けた。今年はきょう締め切ったが募集人員120人に対して427人が志願して3・6倍となった。広報に力を入れた成果がでた」と母校の健闘ぶりを紹介した。このあと出席者が声を合わせて高らかに乾杯、祝宴に移った。
各テーブルは同期生を中心に集まり、近況を報告しあったり、先輩、後輩ともなごやかに歓談の輪が広がった。司会の手塚健一さん(大39)が、就職内定している学生3人を紹介。石川翔也さん(福島県庁、阿部ゼミ)、乾優香里さん(大和証券、阿部ゼミ)、増戸麻有さん(東邦銀行、伊藤ゼミ)がそれぞれ4月から社会人となる抱負を述べた。このあと、いつものように「今日の世紀に」を尾形克彦さん(大22)のリードで高らかに歌い上げた。締めは大35回の小手森正嗣さん(福島信用金庫)、宝槻信一さん(県信用保証協会)、土屋広行さん(東邦銀行)、松浦義行さん(東邦銀行)の4人が音頭をとって万歳三唱し、今年一年の発展を誓った。
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受付の始まりです |
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佐藤福島信陵会会長 挨拶と創立95周年記念事業の取り組み状況の説明 |
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中井学長挨拶 |
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永倉信陵同窓会会長挨拶 |
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阿部学類長による乾杯 |
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なごやかに歓談の輪が広がる
皆さん、お酒もすすみます。
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フレッシュな学生3人抱負を語る
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4月からは県内の企業で働き始めます。 |
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高らかに「今日の世紀」を歌う |
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参加者最高齢 二瓶政雄さん(経23) お元気で何よりです。 |
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大学35回の音頭で万歳三唱 |