2019年2月4日月曜日

にぎやかに福島信陵会新年会 斎藤氏が講演 「今、スカイパークがおもしろい」

同窓生120人が親睦深める

福島信陵会の新年会は平成31年2月1日(金曜)、福島市のウエディングエルテイに約120人が集って開催されました。

開会前に続々と集まる同窓生の応対、受付に役員は大忙し。参加者は大3回の中川治男さん(信陵同窓会元会長、現相談役)から新卒の大66回のフレッシュな同窓生、加えて今春卒業で地元企業に就職が内定している在校生5人が招かれました。

午後6時からは講演会。今回はNPO法人ふくしま飛行協会の斎藤喜章理事長に「今、スカイパークがおもしろい」との題で講演していただきました。斎藤理事長は66歳。福島市にある飛行場「スカイパーク」を管理運営しています。計算システム構築の企業に勤める傍ら、勉学に励み、福島大学経済学部を卒業(大43)、大学院を修了(院34)しました。第3回飯塚賞の受賞者で、自家用パイロットの資格も持つ「空の男」でもあります。

ふくしまスカイパークは福島市内に国が「農道空港」として建設した歴史があります。現在はふくしま飛行協会が運営しており、エアレースでワールドチャンピオンに輝いた室屋義秀選手の本拠地となっています。

講演は動画を駆使し、航空文化啓発運動としてのさまざまなイベントを紹介したほか、東日本大震災の復興支援のため編隊飛行で福島を訪れたブライトリング・ジェットやスイスとの交流が2020年オリンピック・パラリンピックのホストタウンに福島市が決まったことなどが報告されました。室屋選手が華麗な操縦テクニックで飛行する雄姿に新年会出席者は魅了されていました。

このあと新年会に移り、手塚健一企画副委員長の司会で進行。冒頭あいさつに立った村田文雄会長は「今年は、つちのと亥年。大きなステップに向けてエネルギーを蓄え、行動を起こす準備の年です。同窓会運営は組織体制強化と財政基盤の確立を進めたい。クラブや職域などに呼びかけて活動を盛り上げていただきたい」と同窓生の協力を呼びかけました。

続いて来賓の佐野孝治学類長が「経済学部、経済経営学類は伝統の力があります。この力をどう生かしていくか。後輩を育てることと同窓のネットワークが強みです。4月には食農学類が開設となるが、経済、経営、会計学の分野で学生を成長させていきたい」と述べ、福島大学の中で経済経営学類の位置付けを強めていく取り組みを強調しました。

続いて登壇した佐藤慶吾信陵同窓会長は「今年は食農学類開設、大学創立70周年、金谷川移転40周年の節目です。総合大学としてさらなる発展を期待しています。2022年は経済経営学類の100周年を迎えます。基金への協力をお願いします。100周年行事は歴史の重みを感じながら実行委員会を立ち上げ、準備を進めていきます」とあいさつしました。

中川治男相談役(信陵同窓会元会長)の発声で乾杯、祝宴に移りました。出席者は各テーブルを回りながら同期生や先輩後輩と歓談しました。この日は今春卒業する5人の学生が登壇し、自己紹介して先輩から大きな拍手を浴びました。尾形克彦さん(大22)のリードで学生歌「今日の世紀に」を高らかに歌い上げ、締めは斉藤裕一副会長の発声で万歳三唱して、今年一年のそれぞれの活躍を誓いました。

アルミ缶アートの作品を展示

この日は会場に岸波清孝さん(短22)が制作しているアルミ缶アートの作品が展示され、カラフルな作品が出席者の目を奪っていました。岸波さんはビールなどのアルミ缶を活用してさまざまな立体作品を創作して注目を集めています。

 
 講演するふくしま飛行協会の斎藤喜章理事長




あいさつする村田文雄会長

来賓の佐野孝治学類長

佐藤慶吾信陵同窓会長
 

 
 
学生の自己紹介

佐野ゼミミニOB・OG会

高らかに「今日の世紀に」を歌う同窓生


岸波さんのアルミ缶アートを展示
 

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